ビデオ出力化旧ファミコンの画質
この記事は2004年に書いたものです。
概要
旧ファミコンにはビデオ出力化改造を施しても縦線状のノイズが載る宿命がある。 しかし、このノイズには個体差があることが知られている。
今回、ノイズが比較的少ない個体があったので、この画像を掲載する。
実験方法
映像のキャプチャにはMTV2000を使用する。設定は640x480ドット、3D YC分離
改造の母体となったのは前期型のファミコンである。元々縦線ノイズが少なかったが、 さらに画質を改善しようと1.5μFの積層セラミックコンデンサをパスコンとして 追加したが、画質に変化はなかった。
結果
- 改造ロットNo. 2004/07/01-1
-
- スーパーマリオブラザース
-
- ドラゴンクエストII
-
結論
旧ファミコンはには縦線ノイズ載る宿命があるが、今回改造した個体には、 ほとんど縦線ノイズがない。ただし、全体的にノイズっぽい感がある。
いい画質を得たい場合は、複数の旧ファミコンを改造し、画質がいいものを 選ぶと良いだろう。
もっとも、高画質を得る一番手っ取り早い方法はNewファミコンを入手 することだが。
また、 WeirdDeviceCorp/TNSというサークルが、 高画質ビデオ出力モジュール WDC-HVCという基板を 1500円で頒布している。これを購入し実装するのも良いだろう。 (WDC-HVCは購入していないので、その高画質化の手法は不明である)
今後の予定
今後、小遣い稼ぎにリサイクルショップなどでで仕入れた旧ファミコンを ビデオ出力化して Yahoo!オークションに出品していく予定である。 この過程で、サンプルを追加し、個体差の程度を観察してみようと思う。
注意
当記事は正しいことを書くように心がけて記述してはおりますが、 勘違い・間違い・うっかりミスなどが混入しているおそれがあります。 当記事を参考にして行った工作などの結果について、 爆竹銃はいっさい責任を持ちません。
履歴
- 2004/04/13
- 実験・HTML文章作成
- 2025/02/03
- html修正