自分自身の
自分自身による
自分自身のための ものづくり
/ 電子工作 /kazzo-BK/

紅白機読み書き装置 kazzo-BK DX ハードウェア説明書

kazzo-BK DX とは?

ファミリーコンピュータ™用の各種カセットの読み込み、および、kazzo対応フラッシュメモリカセットへの書き込みを行うハードウェア・ソフトウェアです。

鰻開発協同組合作のオリジナルのkazzoのハードウェアおよびファームウェアを若干改造し、読み書きの安定性が向上しました。

また、拡張コネクタを搭載し、各種ドーターボードを搭載することができます。

通常の頒布品には、バス状態確認用LEDボードが付属します。読み書き時にアドレスおよび制御線の状態を示し明滅し、「動いているなー」という安心感が得られます。(動画

部品表

kazzo-BK DX メインボード

部品番号 部品名称 パラメータ 備考 型番 メーカー 数量
PCB1 メイン基板 kazzo-BK DX Ver.2.2 1
C1 電解コンデンサ 6.8uF EEA-GA1V6R8H Panasonic Electronic Components 1
C2..6 積層セラミックコンデンサ 0.1uF 50V X7R K104K15X7RF5TL2 Vishay 5
R1,R5,R7 炭素皮膜抵抗 1.5k 茶緑赤金 RD16S 1K5 SHIH HAO 1
R2,R3 炭素皮膜抵抗 68 青灰黒金 CFM14JT68R0 Stackpole Electronics Inc 2
R4 炭素皮膜抵抗 10k 茶黒橙金 RD16S 10K SHIH HAO 1
RN1 集合抵抗8素子 4.7k 4609X-101-472LF Bourns 1
Y1 セラロック 16MHz CSTLS16M0X51-B0 muRata 1
F1 ポリスイッチ 500mA RXEF050 Littelfuse 1
D1,D2 ツェナーダイオード 3.6V BZX79C3V6 ON Semiconductor 2
LED1,LED3 LED OS5RPM5B61A-QR OptoSupply 2
U1 AVR ATMEGA328P ATMEGA328P-PU Microchip 1
U2,U3 8-bit D-FF 74HC574 SN74HC574N Texas Instruments 2
U4 リセットIC 3.15V MCP100-315DI Microchip 1
S1 トグルスイッチ 2MS1-T1-B4-M2-Q-E Cosland 1
X1 カードエッジコネクタ 2列60pos 5530843-7 TE Connectivity 1
X2 USBコネクタ 5075BR-04-WH Neltron Industrial 1
U1X ICソケット 28pin 2227-28-03 Neltron Industrial 1
U2X, U3X ICソケット 20pin 2227-20-03 Neltron Industrial 2
S2 タクトスイッチ 0
X3 PIN HEADER 2x3 0
X4,X5 ピンソケット 2x18 FSS-42085-18 廣杉計器 2

kazzo-BK DX LEDドーターボード

部品番号 部品名称 パラメータ 備考 型番 メーカー 数量
PCB2 LEDドーターボード基板 kazzo-BK DX LED 1
RN11,RN12 集合抵抗8素子 680 4609X-101-681LF Bourns 2
RN13 集合抵抗5素子 680 4606X-101-681LF Bourns 1
D11,D12 バーLEDアレイ 10素子 OSX10201-R OptoSupply 2
X11,X12 ピンヘッダ 2x18 PSS-420653-18 (*1) 廣杉計器 2

*1 ピンヘッダ 2X40(80ピン)の場合あり。2X18に折って使用のこと

kazzo-BK DX エンクロージャ

部品番号 部品名称 パラメータ 備考 型番 メーカー 数量
皿ネジ M3X10 M3X10 4
六角支柱 12mm AS-312 廣杉計器 2
六角ナット M3 2
エンクロージャ(上部) 1
エンクロージャ(下部) 1
スイッチガード 1

回路図・基板 (メインボード)

回路図

kazzo-BK rev.2.2B 回路図

基板

回路図・基板 (LEDドーターボード)

回路図

基板

エンクロージャの組立

*:LEDドーターボードのピンヘッダが廣杉計器の PSS-420653-18 の場合、強く押し込むこと

CADデータとファームウェア

ハードウェア更新履歴

kazzo-BK rev.2.0

初代

kazzo-BK rev.2.1
kazzo-BK rev.2.2
kazzo-BK rev.2.2A
kazzo-BK rev.2.2B
kazzo-BK rev.2.2C

rev.2.2Cは、ずらしたボックスヘッダの位置がケースとの相性が悪いため、ボツ

部品表修正
セラロック CSTLS16M0X55-B0 (16MHz,15pF) を CSTLS16M0X51-B0 (16MHz,5pF) に変更

Murataの SimSurfing にて CSTLS では負荷容量5pFの CSTLS16M0X51Z をお勧めされるため、変更した。

なお、発振周波数測定用のkazzo-BK DXを組んで測定したところ、負荷容量15pFのでも数点(5個)測った限りでは発振周波数は16.0071~16.0213MHzでスペック上の周波数偏差内だった。

R5,R7を910Ωから1.5kΩに変更

部品の種類を減らすため。

LEDが高輝度なので、2mAでも十分な視認性がある。