- Nintendo64(前期)のアナログRGB出力
- アナログRGB21→AVマルチ変換
- アナログRGB21ピンコネクター ピン配置
- スーパーファミコン用純正RGBケーブル SHVC-010 のコンデンサの液漏れ
- Web検索にてOKWave系のを排除する
- サターン用RGBケーブル, 音声ノイズ, GNDの接触改善
- PS用純正RGBケーブル SCPH-1050 の結線
- AVアダプタ SCPH-1160 のバージョン
- AVアダプタ SCPH-1160 の内部結線
- XRGB-2plusのドットクロックをファミコンに合わせる
- マイクロスイッチのチャタリングの様子の観測
- デジタルRGB → アナログRGB 簡易変換
- PC Engine の AV Booster PI-AD2 の分解
- Bad Apple!! PV-FC (2) がファミコン実機で映像が乱れる。原因は黒より暗い黒
- NEO GEO 用メモリカード(等)のSRAMの、FRAM化の検討
* Nintendo64(前期)のアナログRGB出力
#RGB #Nintendo64 #メモ
VDC-NUS が、D/Aコンバータ。アナログRGB信号を生成。
ENC-NUS が、ビデオエンコーダ。アナログRGB信号から、コンポジットビデオ信号とセパレート(Y/C)信号を生成。
VDC-NUS が出力するアナログRGB信号は、0〜0.7V。
ENC-NUS の受け側(1,2,3pin)では、2.5V〜3.2V。クランプして処理している模様。
ENC-NUS
いわゆる後期版では、ENC-NUSが無くなり、デジタル信号から直接コンポジットビデオ信号とセパレート信号を生成している?
ソース:手持ちのを今更改めて調べてみた
VDC-NUS が、D/Aコンバータ。アナログRGB信号を生成。
ENC-NUS が、ビデオエンコーダ。アナログRGB信号から、コンポジットビデオ信号とセパレート(Y/C)信号を生成。
VDC-NUS が出力するアナログRGB信号は、0〜0.7V。
ENC-NUS の受け側(1,2,3pin)では、2.5V〜3.2V。クランプして処理している模様。
ENC-NUS
1-3 | アナログRGB | 入力 |
4 | クランプ電位? 2.5V | - |
5 | C-SYNC? | 入力? |
6 | H-SYNC? | 入力? |
7 | GND | - |
8 | ||
10 | C | 出力 |
11 | GND | - |
12 | CVBS | 出力 |
13 | Y | 出力 |
いわゆる後期版では、ENC-NUSが無くなり、デジタル信号から直接コンポジットビデオ信号とセパレート信号を生成している?
ソース:手持ちのを今更改めて調べてみた
* アナログRGB21→AVマルチ変換
#RGB #作例 #資料
材料
結線
21 | フレームGND | ||||
青 | 青入力 | 20 | |||
19 | 緑入力 | 緑 | |||
桃 | GND(青) | 18 | |||
17 | GND(緑) | 桃 | |||
16 | |||||
15 | 赤入力 | 赤 | |||
桃 | GND(Ys Ym) | 14 | |||
13 | GND(赤) | 桃 | |||
Ym入力 | 12 | ||||
11 | AV Ctrl入力 | ||||
10 | |||||
9 | 映像入力 | 黄 | |||
8 | |||||
7 | GND(映像入力) | 灰 | |||
6 | |||||
5 | 音声入力R | 橙 | |||
4 | |||||
3 | GND(音声入力) | 黒 | |||
2 | |||||
1 | 音声入力L | 茶 |
* アナログRGB21ピンコネクター ピン配置
#RGB #資料 #メモ
(配列は、中継ジャック半田面から見た場合を想定)
日本電子機械工業会 TTC-003準拠
(注1) Ym入力:画面上の映像信号の輝度を制御する信号
(注2) Ys入力:画面上の映像信号と外部(赤・緑・青入力)信号を切り替えるための制御信号
転記元:
トリニトロンカラーモニター CPS-14F1 取扱説明書 13p
21 | フレームGND | ||
青入力 | 20 | ||
19 | 緑入力 | ||
GND(青) | 18 | ||
17 | GND(緑) | ||
Ys入力 | 16 | ||
15 | 赤入力 | ||
GND(Ys Ym) | 14 | ||
13 | GND(赤) | ||
Ym入力 | 12 | ||
11 | AV Ctrl入力 | ||
映像出力 | 10 | ||
9 | 映像入力 | ||
GND(映像出力) | 8 | ||
7 | GND(映像入力) | ||
GND(映像出力) | 6 | ||
5 | 音声入力R | ||
GND(音声出力) | 4 | ||
3 | GND(音声入力) | ||
音声出力 | 2 | ||
1 | 音声入力L |
ピン番号 | 信号 |
1 | 音声入力 (408mVrms 47kΩ) |
2 | 音声出力 (408mVrms 5kΩ) |
3 | アース |
4 | アース |
5 | 音声入力 (408mVrms 47kΩ) |
6 | 音声出力 (408mVrms 5kΩ) |
7 | アース |
8 | アース |
9 | 映像/同期入力 (1Vp-p 75Ω 同期負) |
10 | 映像/同期出力 (1Vp-p 75Ω 同期負) |
11 | AVコントロール入力 |
12 | Ym入力 (注1) |
13 | アース |
14 | アース |
15 | 赤入力 (0.7vp-p 75Ω 正極性) |
16 | Ys入力 (注2) |
17 | アース |
18 | アース |
19 | 緑入力 (0.7vp-p 75Ω 正極性) |
20 | 青入力 (0.7vp-p 75Ω 正極性) |
21 | プラグシールド |
(注1) Ym入力:画面上の映像信号の輝度を制御する信号
(注2) Ys入力:画面上の映像信号と外部(赤・緑・青入力)信号を切り替えるための制御信号
転記元:
トリニトロンカラーモニター CPS-14F1 取扱説明書 13p
* スーパーファミコン用純正RGBケーブル SHVC-010 のコンデンサの液漏れ
#RGB #メモ
スーパーファミコン用純正RGBケーブル SHVC-010 は、一部にコンデンサが液漏れしているものがある。割合は1/10ぐらい?
新品未開封のでも液漏れしているのがある。使用条件によるものではないっぽい。外見は大丈夫でも容量が抜けていることもある。
そんなわけで、まだ無事でもコンデンサを交換しておいた方が安心。
↓は、ジャンクコーナーで発掘した中古品。
余談:
RGBのカップリングコンデンサを本体に内蔵せずにケーブル側に入れたのは、滅多に使われないRGB出力のために大きめの電解コンデンサが3つ増えるのを避けたためだろう。もしも本体に内蔵していたら、SFCの故障率はもっと高くなったかもしれない。
2010年現在でも SHVC-010 の新品は比較的容易に入手できる。ということは、ずいぶん売れ残ったわけだ。SFCより後のゲーム機(Nintendo64 NUS-001、スーパファミコンJr. SHVC-101)がRGB出力非対応になったのも仕方ない。RGB出力を省いて節約できるものは結構多く、対応して増える売り上げは微々たるものだろうから。
#でも、スーファミJr.がS信号出力まで無いのはどうかと思う。
スーパーファミコン用純正RGBケーブル SHVC-010 は、一部にコンデンサが液漏れしているものがある。割合は1/10ぐらい?
新品未開封のでも液漏れしているのがある。使用条件によるものではないっぽい。外見は大丈夫でも容量が抜けていることもある。
そんなわけで、まだ無事でもコンデンサを交換しておいた方が安心。
↓は、ジャンクコーナーで発掘した中古品。
余談:
RGBのカップリングコンデンサを本体に内蔵せずにケーブル側に入れたのは、滅多に使われないRGB出力のために大きめの電解コンデンサが3つ増えるのを避けたためだろう。もしも本体に内蔵していたら、SFCの故障率はもっと高くなったかもしれない。
2010年現在でも SHVC-010 の新品は比較的容易に入手できる。ということは、ずいぶん売れ残ったわけだ。SFCより後のゲーム機(Nintendo64 NUS-001、スーパファミコンJr. SHVC-101)がRGB出力非対応になったのも仕方ない。RGB出力を省いて節約できるものは結構多く、対応して増える売り上げは微々たるものだろうから。
#でも、スーファミJr.がS信号出力まで無いのはどうかと思う。
* Web検索にてOKWave系のを排除する
#Web #メモ
"-回答者 -質問者 -回答件数"
OKWaveのクローン爆発しろ!
本体も、どちらかというと要らないかなぁ。検索結果にOKWaveと2chがあったら、参考になる情報がある可能性は2chのほうがはるかに高い印象がある。というか、OKWaveに参考になる情報がある印象が無い。
上記の除外条件では、OKWaveの他のQ&Aサイト(q.hatena.ne.jpとか)も除外される。だが、それによる見逃しの害よりも、ノイズ除去の利の方が多いと思う。「教えて」系のが「参考になる」可能性は低い。
"-回答者 -質問者 -回答件数"
OKWaveのクローン爆発しろ!
本体も、どちらかというと要らないかなぁ。検索結果にOKWaveと2chがあったら、参考になる情報がある可能性は2chのほうがはるかに高い印象がある。というか、OKWaveに参考になる情報がある印象が無い。
上記の除外条件では、OKWaveの他のQ&Aサイト(q.hatena.ne.jpとか)も除外される。だが、それによる見逃しの害よりも、ノイズ除去の利の方が多いと思う。「教えて」系のが「参考になる」可能性は低い。
* サターン用RGBケーブル, 音声ノイズ, GNDの接触改善
#電子工作 #RGB #メモ
だいぶ前に組んだサターン用RGBケーブル(純正ケーブル HSS-0109 のサターン側約15cmとSFC用純正RGBケーブル SHVC-010 を継いだもの)と、XRGB-2plusを繋いで、久々にサターンを起動した。すると、音声にずいぶんノイズが乗っていた。
サターン側のミニDIN10ピンコネクタのフレームが曇っていたので、コンタクトZで接点を磨いたところ、ノイズは解消された。
サターンの映像出力端子は、GNDがピンに割り当てられておらず、ミニDIN10ピンのフレームにGNDが割り当てられている。で、そのフレームはピンよりも接触が不安定だし、メッキ部が曇ったりもする。その結果、サターン・モニタ間のGNDの抵抗が増える。
75Ω終端の映像信号は、比較的大電流の信号だ。終端抵抗に0.7Vの電圧を発生させている間は、9.3mAの電流が流れる。RGB接続なら、R,G,B,複合同期(コンポジットビデオ信号)の4本で、計37mA。
というわけで、仮にサターン側コネクタのGNDに1Ωの抵抗が挿入された場合、映像信号がフルにスイングするとそのリターン電流のために、相互のGNDレベルに37mVの変動が生じる。
その点、プレステのAVマルチ出力は、GNDがRGB,Video,Audioで分けられているので安心。でも、実際には機器側のコネクタでいきなり共通になっていたりして、意図どおりに機能することはあまりない気もする。
だいぶ前に組んだサターン用RGBケーブル(純正ケーブル HSS-0109 のサターン側約15cmとSFC用純正RGBケーブル SHVC-010 を継いだもの)と、XRGB-2plusを繋いで、久々にサターンを起動した。すると、音声にずいぶんノイズが乗っていた。
サターン側のミニDIN10ピンコネクタのフレームが曇っていたので、コンタクトZで接点を磨いたところ、ノイズは解消された。
サターンの映像出力端子は、GNDがピンに割り当てられておらず、ミニDIN10ピンのフレームにGNDが割り当てられている。で、そのフレームはピンよりも接触が不安定だし、メッキ部が曇ったりもする。その結果、サターン・モニタ間のGNDの抵抗が増える。
75Ω終端の映像信号は、比較的大電流の信号だ。終端抵抗に0.7Vの電圧を発生させている間は、9.3mAの電流が流れる。RGB接続なら、R,G,B,複合同期(コンポジットビデオ信号)の4本で、計37mA。
というわけで、仮にサターン側コネクタのGNDに1Ωの抵抗が挿入された場合、映像信号がフルにスイングするとそのリターン電流のために、相互のGNDレベルに37mVの変動が生じる。
その点、プレステのAVマルチ出力は、GNDがRGB,Video,Audioで分けられているので安心。でも、実際には機器側のコネクタでいきなり共通になっていたりして、意図どおりに機能することはあまりない気もする。
* PS用純正RGBケーブル SCPH-1050 の結線
#RGB #資料
紫以外はシールド線(同軸ケーブルとは言えないかも)。
AVマルチコネクタ側は、各シールド線の外皮は共通GND。コネクタ側で映像と音声のGNDが繋がっている。
21ピンコネクタ側は、映像GND,音声GND,フレームGNDが別個に処理されている。
色の対応はAVアダプタ SCPH-1160 と一致している
線の色 | 機能 |
赤 | Red |
緑 | Green |
青 | Blue |
茶 | Audio L |
橙 | Audio R |
紫 | +5V |
外皮 | GND |
紫以外はシールド線(同軸ケーブルとは言えないかも)。
AVマルチコネクタ側は、各シールド線の外皮は共通GND。コネクタ側で映像と音声のGNDが繋がっている。
21ピンコネクタ側は、映像GND,音声GND,フレームGNDが別個に処理されている。
色の対応はAVアダプタ SCPH-1160 と一致している
* AVアダプタ SCPH-1160 のバージョン
#RGB #メモ
AVアダプタ SCPH-1160 には、ケーブルが脱着式のコネクタの物とそうでないのがある。
後の物がコストダウンのために脱着不可のになったと思っていたが、そうではないっぽい。
「1998.7.4A」の印字があるのは脱着できるが、「1997.2.4C」「1997.3.2A」の印字のは脱着不可だった。むしろ、作りやすくするために後のが脱着式になったのかもしれない。
今回調べたのは中古のなので、外装と基板が一致していない可能性も無いではない。…が、その可能性は低いと思う。
AVアダプタ SCPH-1160 には、ケーブルが脱着式のコネクタの物とそうでないのがある。
後の物がコストダウンのために脱着不可のになったと思っていたが、そうではないっぽい。
「1998.7.4A」の印字があるのは脱着できるが、「1997.2.4C」「1997.3.2A」の印字のは脱着不可だった。むしろ、作りやすくするために後のが脱着式になったのかもしれない。
今回調べたのは中古のなので、外装と基板が一致していない可能性も無いではない。…が、その可能性は低いと思う。
* AVアダプタ SCPH-1160 の内部結線
#RGB #資料
ピン番号 | 線の色 | 機能 |
1 | 緑 | Green |
2 | 赤 | Red |
3 | 紫 | +5V |
4 | 青 | Blue |
5 | 桃 | GND (RGB) |
6 | 白 | C |
7 | 黄色 | Video |
8 | 薄緑 | Y |
9 | 橙 | Audio R |
10 | 灰 | GND (Video) |
11 | 茶 | Audio L |
12 | 黒 | GND (Audio) |
フレーム | 外皮 | GND |
* XRGB-2plusのドットクロックをファミコンに合わせる
#RGB #ファミコン
スーパーモードを有効にして、DTC_TYP を[USER]に、USR_DTCを1023に設定。
SCAN は [SVGA](47kHz) に設定しておく。VGA(31kHz)では、スキャンライン毎に表示されるドットがずれる。また、SVGAモードの方がPPUの動作に伴う(?)「縦線」ノイズが目立ちにくい。
(というか、XRGB-2plusの31kHzモードでやたら縦線ノイズが目立つ。サンプリング周期/2以上の周波数のノイズが突き抜けているのか? 出力がVGAかSVGAかで変わるのが謎だ。出力が違っても入力のサンプリングは変わらないだろうに…。)
http://nesdev.parodius.com/2C02%20technical%20reference.TXT
スーパーモードを有効にして、DTC_TYP を[USER]に、USR_DTCを1023に設定。
SCAN は [SVGA](47kHz) に設定しておく。VGA(31kHz)では、スキャンライン毎に表示されるドットがずれる。また、SVGAモードの方がPPUの動作に伴う(?)「縦線」ノイズが目立ちにくい。
(というか、XRGB-2plusの31kHzモードでやたら縦線ノイズが目立つ。サンプリング周期/2以上の周波数のノイズが突き抜けているのか? 出力がVGAかSVGAかで変わるのが謎だ。出力が違っても入力のサンプリングは変わらないだろうに…。)
http://nesdev.parodius.com/2C02%20technical%20reference.TXT
+---------------+341*3 = 1023
|PPU base timing|
+---------------+
(中略)
words, 1 clock cycle= 1 pixel.
- Pixels are rendered at the same rate as the base PPU clock. In other
* マイクロスイッチのチャタリングの様子の観測
#電子工作 #実験 #メモ
色々不毛で不便。ハードウェア的にパッチをあてるために、まずは、マイクロスイッチのチャタリングの挙動を観測してみた
PICkit2の1ch,2chには内蔵の4.7kΩプルダウンがある。なので、マイクロスイッチのコモンを1chに接続。NO接点にPICkit2のVDDを接続し、VDD出力にチェックを入れる。
トリガを1chの立ち上がりに設定し、RUNして、スイッチを押す。
IME3.0のチャタリングは、こんなパルスを拾った結果なのだろうか。
H/Lで+1/-1してカウンタを増減させて、上下の閾値に達したら論理確定、ってあたりが確実か。
パラメータは、500μ秒の連続ON/OFFで切り替わるぐらいで。マウスのボタンなら、0.5ms遅延したところで全く問題ない。
マイコンを使うことを考えていたが、素直に積分+シュミットトリガゲートの方が…いや、5ch分のCRは場所食いだ。無駄に集積回路を使うけどマイコンの方が部品点数は少なくて済む。
はじめに
チャタリングによるダブルクリックが頻発する IntelliMouse Explorer 3.0 を、Windows上で動くフリーソフトの ChatteringCanceler を用いて騙し騙し使っている。色々不毛で不便。ハードウェア的にパッチをあてるために、まずは、マイクロスイッチのチャタリングの挙動を観測してみた
機材
PICkit2のソフトに簡易ロジアナ機能があるので、それを利用。3chまでしか観測できないけど、1chあれば十分。PICkit2の1ch,2chには内蔵の4.7kΩプルダウンがある。なので、マイクロスイッチのコモンを1chに接続。NO接点にPICkit2のVDDを接続し、VDD出力にチェックを入れる。
トリガを1chの立ち上がりに設定し、RUNして、スイッチを押す。
結果
0.5msでだいたい安定するが、1.5ms程度まではチャタリングが時折発生する。IME3.0のチャタリングは、こんなパルスを拾った結果なのだろうか。
対策
色々な手法はあるけど、はて、どうしたものか…。H/Lで+1/-1してカウンタを増減させて、上下の閾値に達したら論理確定、ってあたりが確実か。
パラメータは、500μ秒の連続ON/OFFで切り替わるぐらいで。マウスのボタンなら、0.5ms遅延したところで全く問題ない。
マイコンを使うことを考えていたが、素直に積分+シュミットトリガゲートの方が…いや、5ch分のCRは場所食いだ。無駄に集積回路を使うけどマイコンの方が部品点数は少なくて済む。
* デジタルRGB → アナログRGB 簡易変換
#電子工作 #メモ
8bitパソコン黎明期のデジタルRGB出力をアナログRGBに。
0.7[V]/75[Ω] = 9.33[mA]
4.3[V]/9.33e-3[A] = 461[Ω]
E24系列で近いのは、470Ω
#461Ωは±5%の範囲。470*0.95=447
0.3V/75[Ω] = 4[mA]
4.7[V]/4e-3[A] = 1175
E24系列で近いのは、1.2kΩ
XORでの同期合成に74ACT86を使う。4ゲート入りで、残り3ゲートをRGBのバッファに。
デジタルRGBのは仕様に「TTLレベル」とあるから、74AC86より74ACT86の方が安心。ACでもちょいプルアップしておけばいいだろうけど。
多めの電流を流すとV(OH)・V(OL)がVCC・GNDまで振り切れない。CD54ACT86のデータシートによれば、VCC=4.5Vにて、VOH=3.94V@IOH=-24mA,TA=25℃、VOL=0.36V@IOL=24mA。
あくまで簡易変換。素直に、1.4Vp-pになるよう分圧して、150Ω負荷駆動のためのバッファを入れたほうがいいかな。
8bitパソコン黎明期のデジタルRGB出力をアナログRGBに。
5Vp-p → 0.7Vp-p @75オーム終端 簡易変換
470Ωの抵抗を直列に入れる。0.7[V]/75[Ω] = 9.33[mA]
4.3[V]/9.33e-3[A] = 461[Ω]
E24系列で近いのは、470Ω
#461Ωは±5%の範囲。470*0.95=447
5Vp-p → 0.3Vp-p @75オーム終端 簡易変換
1.2kΩの抵抗を直列に入れる。0.3V/75[Ω] = 4[mA]
4.7[V]/4e-3[A] = 1175
E24系列で近いのは、1.2kΩ
XORでの同期合成に74ACT86を使う。4ゲート入りで、残り3ゲートをRGBのバッファに。
デジタルRGBのは仕様に「TTLレベル」とあるから、74AC86より74ACT86の方が安心。ACでもちょいプルアップしておけばいいだろうけど。
多めの電流を流すとV(OH)・V(OL)がVCC・GNDまで振り切れない。CD54ACT86のデータシートによれば、VCC=4.5Vにて、VOH=3.94V@IOH=-24mA,TA=25℃、VOL=0.36V@IOL=24mA。
あくまで簡易変換。素直に、1.4Vp-pになるよう分圧して、150Ω負荷駆動のためのバッファを入れたほうがいいかな。
* PC Engine の AV Booster PI-AD2 の分解
#PCEngine #分解
入力側と出力側のノイズフィルタが印象的。元々、本体からして当時の機器としてはずいぶん厳重にシールドされているからな。
基板の長穴からすると、AVブースターの回路もシールド板に包むことも検討したようだが、そこまではやっていない。
音声は、オペアンプのμPC358を用いた反転増幅回路がバッファになっている。フィードバック抵抗に、同じ穴に差し込んでコンデンサがパッチ的に追加されている。
映像は、2SC2785を用いたエミッタフォロア。出力側に75Ωの整合抵抗無し。0.7Vp-pで入ってくるのを、そのまま出力。
いいのか?こんなで。入出力にやたら厳重にノイズフィルタが付いているのとの落差に、ちょっと違和感を感じた。
入力側と出力側のノイズフィルタが印象的。元々、本体からして当時の機器としてはずいぶん厳重にシールドされているからな。
基板の長穴からすると、AVブースターの回路もシールド板に包むことも検討したようだが、そこまではやっていない。
音声は、オペアンプのμPC358を用いた反転増幅回路がバッファになっている。フィードバック抵抗に、同じ穴に差し込んでコンデンサがパッチ的に追加されている。
映像は、2SC2785を用いたエミッタフォロア。出力側に75Ωの整合抵抗無し。0.7Vp-pで入ってくるのを、そのまま出力。
いいのか?こんなで。入出力にやたら厳重にノイズフィルタが付いているのとの落差に、ちょっと違和感を感じた。
* Bad Apple!! PV-FC (2) がファミコン実機で映像が乱れる。原因は黒より暗い黒
#ファミコン
※最新版では問題は修正済
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9170895
に感動した。
エミュレータでの再生では満足できず、実機で再生するためにMMC3搭載カセットのROMを剥いでEP-ROMを載せたカセットを作成した。
↑MTV-2000にRF接続し、キャプチャ
↑はAV仕様ファミコン(無改造)の映像出力
パレットについての関連参考資料。
ファミコンの詳しい話
http://www.wizforest.com/OldGood/FamiCom/FamiMisc.html
Bad Apple!! PV-FC では、黒として 'Luminance value 0, mixed with chrominance value 13' つまり 0x0D を使っているのだろう。(未確認。VirturalNESのパレットビューアでは、どのパレットを使っているかが数値では表示されない)
作者の門真なむさんは実機で動かしているが、RP2C05-99を積んだツインファミコンで動かしたために、普通のファミコンで映像が乱れる(モニタにもよるだろう)ことに気づかなかったのかな。
うちでは、MTV-2000にRF接続でノイズだらけになる。(MTV-2000はノンスタンダード信号に弱いので、blacker than black 以前の問題もあるかも)LGの安物VHSビデオデッキにチューナが死んだテレビデオ(普通のテレビ放送でも同期外れがたまに出るほど、同期周りが弱い)にて、同期外れが頻発。
※最新版では問題は修正済
発端
Bad Apple!! PVをファミコンで再現してみた。(その2)http://www.nicovideo.jp/watch/sm9170895
に感動した。
エミュレータでの再生では満足できず、実機で再生するためにMMC3搭載カセットのROMを剥いでEP-ROMを載せたカセットを作成した。
事象
RF接続した赤白ファミコン(HVC-001)では映像が乱れる。RP2C03を載せたRGB出力AV仕様ファミコン+XRGB-2plusでは乱れない。↑MTV-2000にRF接続し、キャプチャ
調査とわかった事
後期型ファミコンの裏蓋を外し、オシロスコープでPPUの出力を眺めた。その結果、映像の黒部分に、バースト直後の黒レベルよりも低いレベルの信号が出ていた。↑はAV仕様ファミコン(無改造)の映像出力
黒より暗い黒
http://nesdev.parodius.com/2C02%20technical%20reference.TXT+-----------------------+ |Video signal generation| +-----------------------+ (中略) Luminance value 0, mixed with chrominance value 13 yield a "blacker than black" pixel color. This super black pixel has an output voltage level close to the vertical/horizontal syncronization pulses. Because of this, some video monitors will display warped/distorted screens for games which use this color for black (Game Genie is the best example of this). Essentially what is happening is the video monitor's horizontal timing is compromised by what it thinks are extra syncronization pulses in the scanline. This is not damaging to the monitors which are effected by it, but use of the super black color should be avoided, due to the graphical distortion it causes.
パレットについての関連参考資料。
ファミコンの詳しい話
http://www.wizforest.com/OldGood/FamiCom/FamiMisc.html
Bad Apple!! PV-FC では、黒として 'Luminance value 0, mixed with chrominance value 13' つまり 0x0D を使っているのだろう。(未確認。VirturalNESのパレットビューアでは、どのパレットを使っているかが数値では表示されない)
作者の門真なむさんは実機で動かしているが、RP2C05-99を積んだツインファミコンで動かしたために、普通のファミコンで映像が乱れる(モニタにもよるだろう)ことに気づかなかったのかな。
追記
問題が出る環境はかなり限られている模様。悪条件に相当弱い機器でなければ、はっきりした問題にはならないのかも。うちでは、MTV-2000にRF接続でノイズだらけになる。(MTV-2000はノンスタンダード信号に弱いので、blacker than black 以前の問題もあるかも)LGの安物VHSビデオデッキにチューナが死んだテレビデオ(普通のテレビ放送でも同期外れがたまに出るほど、同期周りが弱い)にて、同期外れが頻発。
* NEO GEO 用メモリカード(等)のSRAMの、FRAM化の検討
#NEOGEO #メモ
MCS48(8048)マイコンのページ(2007-05)
http://www.protom.org/micon/?date=200705
富士通の場合は、/CEがLにて/WEか/OEの↓でラッチアドレス?
非同期SRAMと置き換えるだけでは、ダメか…。
MCS48(8048)マイコンのページ(2007-05)
http://www.protom.org/micon/?date=200705
通常のSRAMのように扱えるので乗せ変えるだけと思いきや、これが全く動かず。しばしデータシートを眺めると、/CS(チップセレクト)端子を動かしてアドレスを内部にラッチさせないとダメとありました。この8048ボードは/CS線はGNDに繋がっているので原因究明。空きスペースにTTLの74LS08を置いて、8048からのPSEN,RD,WRでNegative-ORして/CS線に繋いであげると動き出しました。
When designing with FRAM for the first time, users of SRAM will recognize a few minor differences. First, bytewide FRAM memories latch each address on the falling edge of chip enable. This allows the address bus to change after starting the memory access. Since every access latches the memory address on the falling edge of /CE, users cannot ground it as they might with SRAM.
- FRAM Design Considerations
富士通の場合は、/CEがLにて/WEか/OEの↓でラッチアドレス?
非同期SRAMと置き換えるだけでは、ダメか…。