自分自身のための ものづくり / 自分自身のためのものづくりメモ

* 掲示板spam対策いろいろ

#掲示板spam対策 #Web
 色々な手法を挙げ、その利点と欠点を考える。

メールアドレスがあったら、投稿を拒否する

 英語圏からのURL羅列spam対策としては、もっともおすすめ。


NGワード

 設定した単語が含まれていたならば、投稿を拒否する

 ''<a href''とか''[URL''とかを設定すれば、URL羅列型の投稿をかなりの確率で排除できるだろう。
 一方、「バイアグラ」とかの単語で拒否するのはいたちごっこであり、全くもってお勧めできない。


form出力と投稿との時間が短すぎる場合に、投稿を拒否する

 掲示板を開いて、文章を打ち込み、投稿するには、それなりの時間がかかるはず。それら一連の動作が5秒とかで行われたならば、その投稿は人間によるものではないだろう。

 現状のspam投稿の多くを弾くことができる。が、対策も容易で、それなりの間隔を開けて投稿するロボットもそれなりに存在する。


多バイト文字必須

 多バイト文字が含まれていない場合に、投稿を拒否する。

 英語圏からのURL羅列型に対して有効。

 一方、普通の投稿でも弾いてしまう場合があるとか、半ば鎖国になるとかの欠点がある。

鎖国

 国外からのアクセスを禁止する。
 逆引きでは判断できないので、IPアドレスで判断することになる。

 日本国内にもOpenProxyやbotnetはそれなりにあるので、1割ぐらいはすり抜けてきそうで、あまり意味がない。

IPアドレスで弾く

 昨今の掲示板spamの多くはおそらくbotnetを介して送られてくるので、特定アドレスを弾くのはあまり効果がない。
 しかし、やたらとspamを投げてくるホストもあるにはあるので、そういうのはアドレスで弾いてしまえばすっきり。
 可能なら、ルータやOSの機能で弾いてしまえば、無駄な負荷もなくなってさっぱり。

create : 2006/12/14 (Thu)
update : 2007/03/02 (Fri)