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自分自身のための ものづくり
/ RGB活用テクニック

Newファミコンと旧ファミコンの画質差 RGB編

概要

RGB化したNewFCとRGB化した旧FCの画質を比較する。

実験方法

映像のキャプチャにはMTV2000を使用する。設定は640x480ドット、S入力

RGBからS信号への変換には秋月通商のキットを用いた。

RGB信号からビデオ信号へ変換するのは情報の劣化を招くが、条件のそろった 画像取得手段を考えると、これが最良と判断した。S信号で有れば、 さほどの情報劣化は生じないはずである。

結果

RGB出力化旧ファミコンの映像
RGB出力改造旧ファミコンの映像
RGB出力化Newファミコンの映像
RGB出力改造Newファミコンの映像

旧ファミコンではRGB化しても縦線が残るが、Newファミコンでは縦線は 見受けられない。

結論

旧ファミコンはRGB出力化改造を施しても縦線ノイズが残る。 Newファミコンを改造すれば縦線ノイズはほぼ無い。

Newファミコンは生産中止となっているが、どうせRGB出力化改造数なら、 何とかNewファミコンを入手した方がいいだろう。

また、ファミコンの縦線ノイズはPPUよりも基板に起因する要因が強い と考えられる。ただし、今回実験に使用したRGB出力化ファミコンは、 Newファミコンがファミコンタイトラーより摘出したPPU、 旧ファミコンがC1の保守部品として入手したと思われるPPUなので、 PPUの違いの可能性もないでもない。

P.S.
 ファミコン内蔵テレビC1とかファミコンタイトラーでは縦線ノイズは あるのだろうか?気になるところだが、ファミコンタイトラーはともかくとして、 C1の入手は絶望的だろうなぁ。

今後の予定

今後、未改造のNewファミコンをRGB出力化改造する予定である。 そして、縦線ノイズが基板に由来するものなのか、 PPU自体によるものなのかを検証する予定である。

注意

当記事は正しいことを書くように心がけて記述してはおりますが、 勘違い・間違い・うっかりミスなどが混入しているおそれがあります。 当記事を参考にして行った工作などの結果について、 爆竹銃はいっさい責任を持ちません。

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履歴・著作

2004/06/17:実験・HTML文章作成

by 爆竹銃 @自分自身のためのものづくり