工作難易度:普通, 部品入手難易度:普通
本記事では、1989年バージョンの基板のファミコン本体を改造する。
RF出力しか持たないファミコン本体をコンポジットビデオ信号出力に改造する。
バッファアンプを組み込むスペースを捻出するため、RFユニットを排除する。 RFユニットは電源の5V化も兼ねているので、いっそACアダプタを5V安定化のものに 交換する。ACアダプタは秋月通商で売っている 5V 1.0A のものがちょうどいい。
映像・音声とACアダプタのコネクタをつけるのが面倒なので、私はコードを 直付けにした。
NJM2267を用いたビデオ信号用バッファアンプを組み立てる
ファミコン内部のコンポジットビデオ信号は2Vp-pなので抵抗で1/2に分圧。 分圧した信号を下図のINに加える
図は2回路分になっているが、本改造では1回路分でいい。
基板上のRFユニットの半田を半田吸い取り器と半田吸い取り線などで吸い取り、 ユニットを取り外す。
RFユニットを取り外した端子部分に配線する。
先の写真の丸穴が並んでいる部分に、 左から順に、
を半田付けする。
ACアダプタのマイナスとバッファアンプのGNDは長穴に半田付けする。
配線などが正しく行われているかを確認し、できてたらモニタに繋いで動作確認する。
動作確認したら蓋を閉じて完成。
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2004/02/26:加工
2004/02/27:HTML文章作成
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